スマート農業への取り組み
沖縄県の基幹作物であるさとうきび。昨今は農業者の高齢化による離農など、農業を取り巻く状況は年々厳しくなっています。
打開策として着目したのが自動操舵システムによるスマート農業です。
打開策として着目したのが自動操舵システムによるスマート農業です。
自動操舵実現の内容
自動操舵実現のためには、トラクタに取り付ける機器と、固定基地局(基準局)の設置が必要です。
基地局はおおむね2種類あります。
基地局はおおむね2種類あります。
- デジタル無線方式(UFSMAプロジェクトで活用)
- ネットワーク方式
当社はネットワーク方式を用いて、県内各営業所に設置された基準局の「測位情報」をインターネット回線を使い送信し、トラクタの移動方向をリアルタイムで割り出し、自動操舵を実現しました。
補正情報送信距離 | 約70km |
精度 | 約30mm~50mm+2ppm |
今後の展望
テレメトリーシステムの開発
農業機械の運行状況を遠隔で常時確認可能なシステムを開発することにより、故障の兆候をいち早く把握します。
事前に対応することで、担当者の移動時間や依頼者の費用負担などを低減できる安心のアフターサービスが可能となります。
事前に対応することで、担当者の移動時間や依頼者の費用負担などを低減できる安心のアフターサービスが可能となります。
さとうきび栽培一括管理
1. 植付
くみき開発車輪駆動式ビレットプランタによる植付作業
2. 薬剤散布
ドローンによる薬剤散布
3. 収穫
収穫機の自動操舵収穫作業
4. 株出管理等
トラクタによる自動操舵作業
耕起・整地・中耕
耕起・整地・中耕